悠々談談

日々思うことを、つらづらと

下げろ!でも解決にはならない

つい最近も首相の給与がアップしたことがニュースになったが、そうなるともらいすぎだ!という批判が満ち溢れる。こういうパタンは日本の報道でよくある。このニュースは特別職国家公務員だったが、公務員のベースアップでもそういう声を聞いた。 でも、こう…

やめろ!では、解決にならない

もう、暴言とか話にならない政治家がなぜにこうも溢れかえっているのか?そして、巷ではやめろの大合唱。 でも、彼らが嘯いてふんぞり返っているのは、それでも選挙で選ばれると思ってあるからだ。やめろ、ではなく選挙で落とせば良いだけの話なのだ。そして…

国民のモラルの低下は確かにある

まず、暴言を吐いたり、おかしなことをしても選挙に当選すれば‘、禊が済んだとして大きな顔をする。ちょっとした悪さをすればその議員が落ちるという政治的モラルがこの日本にあるとは言い難い。そういった議員や、たいそうな政治理念もないお世継ぎ議員を通…

なんで戸籍制度の是非の議論が出てこないんだろう

戸籍制度の存在意義ってなんなんだろう。いま、姓をめぐる問題、性をめぐる問題の解決の鍵はけっこう、そこにあるような気がする。 夫婦別姓。結婚して親の戸籍を離れて新たに戸籍を作るから、この議論をしなくてはならなくなる。同性婚もそうだ。A氏とB氏が…

東京駅が通過駅になった意味

新幹線以外は、東京駅は通過駅になってしまった。東海道線も始発駅ではなくなった。伊豆方面の特急、近距離特急以外は特急の発車はなし。逆に常磐線方面の特急はあるけどね。 そもそも、なぜそうなったか? すべては高輪ゲートウェイ駅と周辺の開発があった…

東京のオフィスビルは大丈夫なのか?

森ビルの麻布台ヒルズ。11月24日、今週金曜日の開業だが、オフィスのテナントが埋まってないと今週の東洋経済が報じている。何でも、麻布台ヒルズにはAmazonジャパンが移る予定だったのが、取りやめたらしい。大所帯であれば移転費用もばかにならないし、ア…

自然と共存の難しさ、その克服

自宅を掃除する。キレイにしたとしても次の掃除の時、掃除機をかけると掃除機には綿ぼこりが吸い込まれている。おそらく毎日掃除をしてもそうだろう。買って何年もたった本は紙魚(しみ)が湧いたり。冷蔵庫に入れていても限度過ぎればカビが繁殖する。ゴキ…

リベラル的なもは卒業!

誤解しないでいただきたいのは、リベラルやめてネトウヨ転向したというのではないです。 サンデーモーニング、週刊金曜日、あとリベラル的な評論家の発信。みんな読まなくなったし、見ることもなくなった。なぜなら、確かに接していると、うんうんと頷くよう…

DXの世界を日本がリードしたかもしれなかったのになあ ため息

かつてスティーブ・ジョブズは、NTT研究所に見学に行き、そこでの研究成果をすべてもらいたいと言ったと聞いたことがある。iPhoneの出る前だ。そのあとどういう経緯があったかは知らないが、その時点ではスマホをめぐる最先端を日本が行っていたのは確かであ…

円安時代に海外旅行

私は2020年2月にパスポート更新取得。その時点で、私は61歳。前年にインターネット旅行サイトで中国専門家として活動を始めていたし、海外でさまざまな場所を旅行し、それでお金をもらう。1年のうち3分の1を海外で過ごし、それを文章にしたい、そう思ってい…

ジャニーズ問題のもう一つの論点

性加害問題は大きな論点であるのは論を待たない。今後の補償の問題とか解決すべき問題は山積みである。それは否定しない。しかし、背後に日本社会を覆っている大きな論点がある。 それはパワハラである。 ジャニーズの問題で言えば、ジャニー喜多川に逆らえ…

映画「ゴジラ−1.0」を鑑賞しました

以下映画ゴジラ−1のネタバレ大いに含みます。 この映画でゴジラはどういう描き方をされるんだろう。1947年にビキニ環礁の米軍による核実験で巨大化した動物。その後ハリウッド含めて様々な場でゴジラは映画でその存在が日本に問うものにどこか不透明感を感じ…

バッファローが動き出すのはいつか?

日本人は1人で動き出すことはない。おかしいと思っても、1人では動かない。でも1人が動き出すと群が全体として動き出す。私がこの言葉を知ったのは、辻野晃一郎さんの著作だったと思う。みんな薄々おかしいと思っていても動かない。動く人がいても数人なら黙…

映画「福田村事件」を鑑賞しました

ネタバレはあります。 私は、主人公夫婦は当然フィクションの人物だけど、朝鮮半島で朝鮮人が酷い目にあっても、それを助けることもなかったことに痛みを感じている。 この2人は、ある意味でこの映画を見ている、2023年の日本人をあらわしているのではないか…

政治家よ街へ出よ

住宅街なら平日の昼間だと朝はデーサービスのクルマがいきかい、スーパーに入っても高齢者ばかり。図書館は午前中は新聞を読む高齢者があふれる。ラジオを聞けば、終活関連のコマーシャルが溢れる 平日の映画館。広島の片田舎の映画館は平日はガラガラだった…

ストライキ

私もその日の朝、池袋に立ち寄り写真を撮った。 私が学生のころはストは普通に日常の中にあった。公務員のスト権を認めよというスト権スト。春闘になると国鉄でもストがあり電車が止まった。春闘の時期になると逆にストのない京急、小田急が不思議に思えた。…

ソールライターというという写真家に巡り会えた幸福

渋谷のヒカリエで7月8日から8月23日まで開催された「ソール・ライターの原点」。TBSラジオライムスター宇多丸のアフターシックスジャンクションで紹介されていったのだが、見事に打ちのめされた。 ニューヨークの街角のさりげない風景を撮り、今から60年、70…

亡命政権が日本にできなかったのはなぜなんだろう

第二次世界大戦、フランスは連合軍の一員としてカウントされているが、ナチスドイツにフランスは占領され、ドゴールはロンドンに臨時政府を置きドイツに対して抗戦姿勢を貫いた。母国はナチスドイツの傀儡政権だった。それ以外でも過去、現在含めてさまざま…

平和を守るということ

リベラル、護憲勢力は自衛隊の増強に対して平和を守れ、憲法を守れと主張する。私はそれはそれで正しい主張だと思う。間違ってない。しかし、具体的に 平和を守るとはどういうことなんだろうと考えるといささか心許ない。単に軍事力を行使しない、それこそ麻…

 映画「オッペンハイマー」がみたい

小学校の頃は1年に2回か3回か講堂に全児童を集めて映画会があった。二本立てで1本は必ず原爆映画だった。モノクロの映画がメインだったが、やはり強いショックを覚えた。身内に被爆者はいなかったが、母や祖父からはその日のことをよく聞いた。2人ともキノ…

「戦争」についてかんがえた

朝起きてご飯を食べて、会社に行き、決まった日にちにお金を対価としてもらいそれで生活し、余剰を貯金し将来にそなえる。子供は一生懸命学校で勉強し、卒業したら会社に入ったり、仕事を起業したり。人間社会はその繰り返し。人間の営みとはそういうものだ…

映画「君たちはどういきるか」「ミッションシンポシブル」を鑑賞しました。

22日、ミッションインポシビルと君たちはどう生きるかを続けてみた。両方とも3時間近い尺だったけど、さほどの疲労感はなかった。 映画館は新宿バルト9。 この映画館がある場所には、かつて新宿東映があった。歌舞伎町で飲んで終電がなくなった時、この新宿…

死は恐るにたらず

最近、死というものに恐れとか、不安を抱かなくなった。 死ぬ時でイメージすること。 家族に看取られえて大往生。横で先生が「ご臨終です」という。家族が涙を流す。 でも、こんな死に方は、コロナ禍では許されなかった。昨今のように通り魔という言葉では片…

ゲームチェンジの時-4- 政治

自分が子供の頃、1970年ごろは保守対革新が政治をニュースが表現するときの常套句だった。保守は自民党。革新は社会党と共産党。民社党という政党があったあけれどそれは「中道」と言われた。公明党も「中道」だったかな。当時はニュースで「革新統一候補」…

ゲームチェンジの時-3- 映画料金とシネコン

映画料金が値上げした。値上げが最初に報じられた時、ニュースについてコメントする識者が最近は映画に行く人も少ないですからねと言っていたが、私は少し違和感があった。なぜなら毎週末映画館に行くが、けっこう混んでいたからだ。むろん、シネコンという…

ゲームチェンジの時-2- バブル

私がバブルをイメージするのは評論家の佐高信が言ってた「社円」。個人ではそんなに給与は上がらなかったが、交際費は各企業は使い放題で、銀座や新宿では深夜になると終電後の酔客を拾うタクシーがあふれていた。週末金曜日だとタクシーも奪い合いで、拾え…

ゲームチェンジの時-1- 就活

私が学生の頃だから40年前か。よく親の世代は大学生の就職先は繊維産業とか鉱山系が強かったんだよ、と言っていた。鐘紡とか帝人など繊維の大手合併をに入れば人生安泰とまで言われた。しかしその後、繊維不況を経て自分が就職活動の頃は商社冬の時代と言わ…

 最近、新宿で思うこと

最近は西新宿のコアオフィスで仕事をしている。そのため、西新宿のビル街、新宿の繁華街をお昼とか、息抜きで歩くことも多いのだが、そこで気になることがある。それは、若い人が少ないことだ。専用のトイレではなくオフィスビル共有トイレに行くと、明らか…

映画「フェイブルマンズ」を鑑賞しました

生まれ育った街は、人口の割には映画館が5つほどあった。ディズニーくらいしか映画に行かせてもらえなかったが、今のシネコンではありえない風景もそこにはあった。まず、見たければ、朝に入ると夕方まで何度でも見ることができたし、飲み物とかを売る人が…

映画「バビロン」を鑑賞しました。

意識してネタバレなしで書きます。ですが、正直いってストーリーをここで語ったところでこの映画を語ることになるとは思えない。2人が生き抜いていくとに出会うさまざまな人、事件こそが監督の描きたかった部分ではないかと思う。 そして、この映画に対する…