悠々談談

日々思うことを、つらづらと

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

むかしの映画館と今の映画館

小さな恋のメロディという映画があった。中学生の頃だったか、20回見たという猛者がクラスにいたりした。 それは20回分の料金を払って見たわけではない。シネコンのように指定制ではないから、気に入ったら朝から最終放映までずっと 映画館に居座ることがで…

松竹と東宝

両方とも過去の遺産にぶら下がりすぎてはいないか? 私は歌舞伎も見るし、寅さんも好き。山田洋次ものは学校以外はけっこうみてきたし、映画蒲田行進曲は東映作品だったが、タイトルのベースは松竹蒲田。好きな作品。 しかし松竹は昭和のキネマの世界にこだ…

スポーツニュースのコーナーはいらない

一昔前であればスポーツニュースといえば、プロ野球と大相撲であった。 しかし、いまや地上波では野球中継は空前のともしび。大相撲は毎日やるわけでもない。でも、コーナーがあればスポーツキャスターがいて一定の時間画面を独占する。趣味嗜好は多い。それ…

10年後死語になっていないと日本が終わっていることば 老後

そういえば老後はあっても老前という言葉はない。現役世代でそんなもの名前をつけるまでもないのかもしれない。 しかし、老後という言葉はなくなると思う。なぜなら、健康寿命があり続ける限り働くからである。それは政府の年金制度の問題とは違う次元の話。…

やはり人生は旅行だと思う

行く前は、どこに行こう、何を見ようとウキウキ状態。始まると早い。そして後一日となると寂しい。あそこもいきたかった、とか 後悔しきり。そして最終日、空港、鉄道駅に向かう。 同じ旅程であっても同じ体験はできないし、一緒の家族、友人がいてもおなじ…

日韓問題で考える 加害国と被害国

韓国のデモのプラカードは反日本ではなく、反安倍なのだそうだ。そこには日本国の市民と政治を切り離して考える発想が見え隠れする。悪いのは安倍政権というわけだ。 この理屈はかつて日中国交回復でも、悪いのは当時の軍部で日本国民は悪くないという時も使…

なぜ8月15日が終戦記念日なのか?

普通に考えれば9月2日が降伏文書調印で、この日が敗戦記念日となるはずである。実際問題として、8月15日以降も戦火をまじえたこともあった。戦死者もいた。玉音放送は、何らの拘束力を持たない。戦死者が出ても非難はできない。 ではなぜ8月15日が終戦記念日…

何にエネルギーをさくか

60を過ぎると確かに体力、気力は衰えるが、それは意に沿わないことに打ち込むから。自分のやりたいことに打ち込めば、何らエネルギーの消耗を見ることはない。 若い頃は普通に取り組めた些事も、苦痛に思えるのは、それが本当にやりたいことではないから。 …

同一労働同一賃金時代の派遣

少なくとも今の派遣制度では同一労働同一賃金は無理。スタッフのスキル、派遣先での仕事の評価のシステムが甚だ心許ないからだ。その適正な測定ができないと適正な給与が決まらない。 いまのスタッフ担当のコーディネーターは、スタッフよりも企業との関係維…

とれない有給休暇

商店はもちろん、会社もお休みのところが多いらしく朝夕の電車は空いているし乗っている人もレジャーに向かう人が目立つ。 でも思うのは日本人はなぜ一斉でないと休めないんだろう。最近はずらして休みをとるケースもあるが、このときだって、どこか気兼ねし…

ライオンキング

手塚治虫のジャングル大帝を見て育った世代としては複雑な思いでディズニーのこの作品を傍目でみてきたが、今回劇場に行ってみたのは実写版にちかいCGを体感したかったから。 キャラは手塚のそれと近似。裁判沙汰になったが手塚がディズニーファンだったとい…

アルキメデスの大戦に思う

この映画は反戦映画ではない。かといって好戦映画でも、戦意高揚映画でもない。連載漫画読んでないからなんとも言えないが、この映画が言いたいのは何なんだろうか?という印象。 戦艦大和の竣工式で涙を見せる主人公。コマーシャルで、予告編で頻発して見さ…

日本はほんとうにすごい国だったのか?

焼け野原の日本が見事なまでに蘇ったのは、日本人の勤勉さ、新たな商品を生み出すイノベーション力、優秀な官僚と言われてきたが、本当にそうだったと言えるのか? 戦後焼け野原からの復興の足がかりになったのは朝鮮戦争。いわゆる朝鮮特需。戦争に負けての…