悠々談談

日々思うことを、つらづらと

同一労働同一賃金時代の派遣

      少なくとも今の派遣制度では同一労働同一賃金は無理。スタッフのスキル、派遣先での仕事の評価のシステムが甚だ心許ないからだ。その適正な測定ができないと適正な給与が決まらない。

 

    いまのスタッフ担当のコーディネーターは、スタッフよりも企業との関係維持に腐心してスタッフのスキルチェックなんて余裕はない‘。

      ではどうするか

      今のような大量の派遣社員を登録させるのではなく、A社で登録すればそこの契約社員になる。ここがまず違う。ベースの給与が固定給として10万円(例)としてあり、派遣されて働けばこれまでと同じように時給換算の給与が上乗せされて支給される。派遣契約のときは、配属先の直接雇用社員と同じ水準になるように変動給部分が調整される。

      ただし、1ヶ月以上働かなかった場合は固定給は支給されない。

     こんなシステムにすると弱小派遣会社はもたない。大手のみが残る。そういったシステムがうまく機能するのであればそれも致し方ないのかもしれない。