悠々談談

日々思うことを、つらづらと

日本はほんとうにすごい国だったのか?

   焼け野原の日本が見事なまでに蘇ったのは、日本人の勤勉さ、新たな商品を生み出すイノベーション力、優秀な官僚と言われてきたが、本当にそうだったと言えるのか?

     戦後焼け野原からの復興の足がかりになったのは朝鮮戦争。いわゆる朝鮮特需。戦争に負けての物資供給基地としての役割をになったこと。そのあとの高度成長、これはベトナム戦争特需。米軍向けの様々な後方支援物資で潤ったのは確かだろうし、バブルは言わずと知れたプラザ合意から進んだ急速な円高がベース。

     官僚?厚生省の官僚が、少子高齢化を予測していたのに何も手を打たなかった。厚生年金も運用失敗。大蔵省だって独自の財政金融政策をとっていたといえるのか?そういえば、ノーパンシャブシャブなんて事件もあった。

    その一方で米国への貢物は増える一方。日本が肥え太るのは、やはり防共。でも、いまではその役目も必要ない。これから先は米国は日本への投資、戦後の繁栄のツケの支払いを求めてくるのではないか?そして、それにせっせと応じる。

     そしてその役回りを演じきっているのが安倍晋三、ということか。そうやってれば、今の統治側は安泰。国民生活は衰退。