普通に考えれば9月2日が降伏文書調印で、この日が敗戦記念日となるはずである。実際問題として、8月15日以降も戦火をまじえたこともあった。戦死者もいた。玉音放送は、何らの拘束力を持たない。戦死者が出ても非難はできない。
ではなぜ8月15日が終戦記念日なのか？
私は天皇陛下の玉音放送にあるのではないかと思っている。玉音放送で戦争が終わったことをしらせ、国民がそれをありがたがる。ある意味で平和主義者昭和天皇を演出する。
これが、戦後の昭和天皇のイメージづくりに貢献したのではないか？戦いを終わらせたのは昭和天皇。これをイメージづけることで、昭和天皇の戦犯化を回避したのではないか？
以上は私の妄想。時間あれば資料にあたってみたいものだ。
