そういえば老後はあっても老前という言葉はない。現役世代でそんなもの名前をつけるまでもないのかもしれない。
しかし、老後という言葉はなくなると思う。なぜなら、健康寿命があり続ける限り働くからである。それは政府の年金制度の問題とは違う次元の話。
よく聞く話。リタイアしたらアレをやりたいこれをやりたいと夢が膨らむが、1ヶ月もすればやりたいことをやりつくす。そのあとは、ずーと平板な毎日がつづく。それが寿命が70台ならあと10年かもしれない。しかし、100歳ともなるとかの遠くなる年数がそこにある。
それならば、働き続ける限り働く。社会との接点があるかぎり、ボケの進行もあったとしても緩和される。むしろ、脳は活性化される。
だからもう、老後の生活はいつもの生活になる。日常生活を老後とは言わないもの。
そして、年金はいよいよガタがきたとき貰えばよい。