悠々談談

日々思うことを、つらづらと

映画「君たちはどういきるか」「ミッションシンポシブル」を鑑賞しました。

 22日、ミッションインポシビルと君たちはどう生きるかを続けてみた。両方とも3時間近い尺だったけど、さほどの疲労感はなかった。

 

 映画館は新宿バルト9

 

 この映画館がある場所には、かつて新宿東映があった。歌舞伎町で飲んで終電がなくなった時、この新宿東映でオールナイト上映していてここで夜を明かしたことがある。その場所に複合ビルができ、その上階にできたのが「新宿バルト9」。スクリーンは9つ。この劇場で知る人ぞ知る朝から最終上映まで劇場から一歩も出ず、食事も劇場内で摂るという修行がある。さすがに朝8時から夜11時まで見るとクタクタになる。食事が出来る場所があるのは救いだけどね。ポップコーンとコーラ、ホットドッグでは体力持たない。

 

 それと比べれば朝1050から1600までで、食事は外で食べたりして修行とは程遠い。おまけに徒歩圏内にある新宿の焼肉老舗の長春館で食べたしね。

 

 まず、見たのは「君たち」。ネタバレは書かないから、サラッと流す。宮崎駿作品をこんな早いタイミングで、それも劇場で見るのは初めて。

 最初は戦争の最中の東京の風景。焼夷弾降り注ぐ風景は「この世界の片隅」を思い出させてくれた。ストーリーは原作とは違うけど、吉野源三郎が原作で言いたかった事は映像化されていた。あえていうと、「ミッション」よりも自分の中での評価は高い。

 

 ミッションインポシブル。トムクルーズについては、マーベリックで何度なく見てきたし、トムクルーズのスタントシーンも何度となくYouTubeで見てきた。だから既視感は半端ない。
 それでも、よかったと思えるのは、CGを使っていないことだろう。そして、トムクルーズの命懸けのスタントがあったからだろう。最近はコンピュータ技術が進み、スタジオ撮影は青いブルーシートの中で、妙なコードをつけて撮影する。確かに、宇宙空間でロケするのは無理だし、コンピュータに頼るのは仕方ない。それでも、CGではない映像は見ていればインパクトがわかるのだ。
 ちなみに、町山智浩さんの話によると、最初に危険シーンを撮影して、そのあと繋ぎ合わせるために脚本ができたと聞いていたが、たしかに、ストーリーは粗があったような気もする。

 でも、相対的には楽しめる作品になっていた。今回はドルビーシネマだったから、IMAXでもう一度見る予定。