悠々談談

日々思うことを、つらづらと

映画「きっと、それは愛じゃない」を鑑賞しました。

 今年もあと半月、劇場で見る映画はもうあと何本もないけど、こう言ってはなんだけど、良い作品に出会えた。 

 自分の意思で、今を生きているひと、どれくらいいるだろうか。親の目、学校だと先生の目、職場だと上司の目を気にしながら、褒められる理想の自分を演ずる。

 こういうのって、疲れるんだよね。自分を押し殺しているわけだもの。そして、演ずることによって得られる成果も心底喜びを感じられない。悪い方向に進んでいても、1人ひとりがそういう動きだと、修正も効かない。1人の疲労感も集団になると、もう、諦めしかない。

 この映画の主人公とその相手は、宗教も違うし、人種も違う。でも、最終的には、幼馴染ということもあり、わかり合える。

 結論はそうなるとは思っていたけど、そこにストーリーで持っていくのは、上手いなあと思った。

 あと、スマホのメッセージを有効活用。これも上手いなと思ったね。画面上にでる、相手がメール書いてるところとか、うまく表現されてた。

 

 今年おすすめの映画の一本と言って良いと思ったね。