悠々談談

日々思うことを、つらづらと

首相の所信表明

  所信表明演説。最後に憲法改正を言っておわったが、その前のダラダラと長い成果を言った後

 

国のかたちを語るもの。それは憲法です。未来に向かってどのような国を目指すのか。その案を示すのは、私たち国会議員の責任ではないでしょうか。新たな時代を迎えた今こそ、未来を見つめ、歴史的な使命を果たすため、憲法審査会の場で、共に、その責任を果たしていこうではありませんか。

 

 憲法改正をいうときは自分はこういう政策を推進したいが難しい。その壁を取っ払うために改正しいから国会で議論してください、というのがまっとうな改憲の言及。しかし、演説を聞く限りすべて成果をあげてるんなら、逆に改正は必要ないじゃん、となる。なにをどう変えたいか。国のかたちは日本国憲法の中にじゅうぶんすぎるほど語られているし、それらをナイガシロにしてきたのは、自民党政権そのもの。

 

 国のかたちを言うのを憲法というなら、それは従来の憲法論から逸脱し、もはや革命である。時代遅れだから改正するのは憲法ではなく民法とか刑法、だと思う。