悠々談談

日々思うことを、つらづらと

本当に安倍政権が倒れば日本は良くなるのか?

 安倍政権をヒトラースターリンにたとえることがあるが、私はそうは思えない。

 

  よくネットで批判的に取り上げられるのは、

 

漢字が読めない

国会で野次を飛ばす

国会の野党の質問にまともに答えない

アドリブありの記者会見はしない

後援会の人を桜を見る会に招待する

友人の経営する大学を厚遇する

 

 独裁者と言うのは、目指す国家像があり、その実現に大衆を使うため、不安を煽り、その不安につけ込み演説の中でカリスマ性を発揮し、国民を惹きつける。

 

 安保法制とか様々な国家改造を目指したかのようだが、それを彼が画策したとは思えない。結局のところ、彼の演説原稿を書く一派のシナリオ通りに動いている

だけではないか?そして、その一派がかつての民主党政権を壊した主犯でもある。なぜなら、民主党政権は旧来の政治を辞めようとしたし、高支持率できた前半はよかったが、

鳩山さんの普天間辺野古での迷走も手伝って、最終的に野田が自民回帰への道筋を作ってしまった。

 

 安倍晋三は日本を取り返すと言うが、それは結局のところ、岸信介の考えた自主独立、自主憲法制定ではなく、対米従属新保守路線の政策をひたすら進む。対米従属の

ご褒美に、憲法改正も公言することを許され、財政野少々の緩さも許されたと言うことではないか。

 

 今、安倍政権は、コロナで右往左往している。極めつけが検察官の定年延長。これは安倍の野望というより、米国側がどんな政権になっても傀儡政権が思うがままに政治を

動かせるための法律で、安倍はじきに政権を降りるだろう。それで終わりには決してならない。シナリオライターは、自分が思う通りに動く神輿に乗る政治家を探してくる。そして

メデイアも神輿を担ぐ。

 

これを止めないと、日本は終わってしまう。