悠々談談

日々思うことを、つらづらと

映画「天気の子」がマジで現実化してしまう今の日本(多少ネタバレ)

 この映画を最初に見たときは、発想とか、絵の美しさに魅入ってしまったけどなんだかあの世界が現実化してきている今の日本列島。

 あの映画では雨で家や土地が水没しても暗さは登場人物にはなかった。倍賞千恵子の演ずる老婆もケロっとしていた。

 

 しかし、あの映画が封切られて直後に梅雨あけ。そしていま断続的台風による豪雨。洪水。

   

 あの映画では直接的に言及はなかったけど、地球の気候変動が大きなテーマになるだろうし、今回の台風もその影響は大いにあったといわざるをえない。そのせいか、この映画の上映も尻すぼみ状態。話題も見なくなった。まだ行方不明の人もいるし死者をあわせると100人近い。上映を手控えるのもわかる。

 ただ、あの映画が全面には押し出してこなかったけど、気候変動問題の大きさを提起したのは大きなポイントのような気がする。