悠々談談

日々思うことを、つらづらと

映画「ブラックパンサー ワカンダフォーエバー」鑑賞しました

  シビルウオー、そしてブラックパンサーで主役を演じたチャドウイックポーズマンが43歳でこの世を去るとは誰が予想し得たであろうか。米国の平均寿命が76歳だから

決して死ぬような年齢ではない。死ぬ間際の映画「21ブリッジ」も見たが、痩せ細って痛々しかったが、いい演技を見せてくれた。

 そんな彼が亡くなってどうストーリーを繋げるのか、監督のライアンクーグラーは、CGとかコンピュータアー技術を使ってチャドウイックポーズマンを出すことはないとインタビューで言い切っていた。

 

(以下は多少のネタバレ含みます)

 

 この映画は丸の内ピカデリードルビーシネマで見た。本当は池袋のグランドシネマサンシャインIMAXで見たかったが、この映画が160分とあのエンドゲームに次ぐ長さで、上映回数も多くなくてなかなか席が取れず、マリオンのピカデリーにたどり着いた。ここのドルビーも気に入ってるからね。

 3Dメガネをかけて鑑賞。いきなりアバターの新作の予告。これも楽しみな作品。それも海の中を泳ぐシーンをガンガン見させられて、始まったなあと思ったら、やはりブルーの皮膚をした生き物が海の中からあわわれ、人間に襲いかかる?!ちょっと混乱してしまいました。

 そして亡き国王の跡を継いだ母親の女王ラモンダが、スイスの国連機関に呼び出され、大量破壊兵器につながるヴィブラニウムを国連に手渡せと迫る。その時ラモンダは、米国等に渡すことのほうが危険だと言い放つ。これはまさに、核も自分たちはしっかり核を保有し、他国には持たせないという現実の国際政治にかぶる。そこへ、ウカンダに侵入してヴィブラニウムを盗み出そうとした兵士を捕虜としてスイスまで連れて来たことで欧米は何もいえなくなる。

 ここから先は、米国の存在は薄くなり、海の王国タロカンとの戦いにつながっていくのだ。タロカンもヴィブラニウムを持っており、一緒に地上の侵略を持ち掛けれれる。さもなくば、タロカンがウカンダに総攻撃をかけると脅す。

 

 これくらいにしておこう。うまくポーズマンの存在を弔い、次のフェーズにブラックパンサーを繋いだのは見事としか言いようがない。最近、MCUはスパーダーマン以外は消化不良気味だったが、見事に解消した感じ。