悠々談談

日々思うことを、つらづらと

アフガニスタンと米国

 米軍の撤退が無責任であるとか言って非難されている。

 しかし、見方を変えれば米国が世界の警察ではもうあり得ないと言うことではないか?トランプが撤退を言い出したが、これ以上駐留を続けると米国の体力

が削がれてしまう。だからバイデンもその現実を前に撤退という政策を覆せなかった。まして、じき米国を追い抜くであろう中国の存在もある。ここで体力を使い切ったら

米国は疲弊してしまう。もう伸びしろは、他国に比べればあるのかもしれないがそれにも限界がある。 

 だから、台湾海峡も本腰を入れるとは思わない。世界は、米国、中国、ロシア、EUという多極化の時代になっていく。今回の撤退はその幕があいたと言える事件と後世

では言われることになるのではないか?そうなってくると、日本も米国に寄り添うだけではなく多極化時代に、自ら考え動けるトップ出ないと多極化のなかに埋没しかねない

そんな危惧を覚える。