悠々談談

日々思うことを、つらづらと

街に子供の姿がない

 クリスマスが終わり、大晦日、そしてお正月。学校は冬休み。

 でも、今日の中野駅近辺。子供の姿がない。中野区、新宿区あたりはファミリー層がそもそもいないと言えなくもないが、新宿駅周辺でも子供の姿を見ない。

 

 目立つのは年配の姿ばかり。バスに乗っても電車に乗っても。

 

 少子化と言われて久しい。1987年に生涯出生率が1.97人で2人を切ったがそれ以降何らの具体的な政策を取ることなくここまできた。2人を切るということは、夫婦がいても

2人の子供がいない。まして、生涯独身率も男が30%。女性が20%。もちろん人類学的に農村型から都市型に移行し、都市型就労者が増えたという側面もあるのかもしれないが、

日本の少子化のスピードは半端ない。今や生涯出生率1.36%.。歯止めがかかっていない。

 

 仮に出産適齢の女性が一斉に子供を産んだとしても、その子どもが生産人口としてカウントされるのは20年、30年先。今政治の近々の課題は、少子化社会をいかに回していくかではないか?団塊の世代後期高齢者になってきている今、社会保障をどう支えていくか。外交よりも内政を考えていくべき時ではないか。

 

 2022年は政権選択選挙ではないが、国政選挙がある。その点を注視して投票したいと思う。