悠々談談

日々思うことを、つらづらと

住宅ローンという名の銀行への家賃支払い

 住宅ローンは、形こそローンの返済だが、銀行へ家賃を支払いに他ならぬ。マイホームとは、耳障りはいいが完全に自分のもの、自分の家になるのは20年、30年先。その頃には、家の価値も、ましてマンションの価値なんぞ、買った途端に500万円価値が落ちる。それだけ月日がたつと家もガタがくる。修繕にお金がかかる。先週の日経ビジネスによれば木造一戸建ては20年たつと価値はゼロだそうだ。

 そして、もう一つの事実。

 中古売買は基本的に個人対個人。消費税は掛からない。そして新築はかかる。国としては、中古不動産マーケットの拡大は困る?でも、その反対効果で中古の空き家が増える。経済効果高めるのは新築。政府も中古市場を作る覚悟なし。

 2020年以降、都内に空き家増加。人々の高齢化。政治がやるべきこと多いはずなんだが。