悠々談談

日々思うことを、つらづらと

映画新聞記者を見た

  ネタバレにならない程度に書く。

 まず今進行形の政権のスキャンダルといっていい内容がよく映画化できたものだと思う。そして参院選前。今週の4日には告示。そのタイミングでの公開は逆に裏に何かあるのかと勘ぐってもしまいたくなる。例えば、この映画を見にきた観客の個人情報とかね。この映画を見ようと劇場に行ったことでそれは反政権そのものだからね。イオンの配給会社は流通大手だから、反政権の映画をバックアップするというのはどこか考えにくい。イオンの出店には行政の力が必要だからだ。 

 それが考えすぎなら、選挙前のガス抜き。そもそも政権に批判的な人しか見に行かない。映画主戦場を批判するような人はまず来ない。ここでガスをぬかせて過激な反政権のアクションを起こさせない。

 ただ、終わり方は、そうは行っても今度は見にきたあなたたちが考える番だと言ってるような気がした。一言で言えば正義が勝ち政権が負けの映画になっていない。それは厳しい現実を観客に突きつけたというよりも、今度はあなたが今の政治、どう考える?と問いただしているというかね。