反日という言い方
反日というSNSでよく見かけることばがある。大概が、リベラルであるとか、親中国的な意見に対して浴びせられる。それに類することばで媚中というのもある。
しかし、よくよく考えたらおかしな言葉だ。いまの政権に反対する意見をいえば反日?中国とうまくやっていこうといえば、媚中であり反日?しかし、それは単に政策の違いだけのはなしであって、日本という国に反くわけではない。違う政策をとれば日本はもっと良くなるという、ただそれだけのことをいっているにすぎない。ある意味、この反日の二アンスは、どこか清和会的自民党の志向に反くという意味合いを感じる。安倍以降の政治だ。清和会ではないが、高市政権もそう。国民と日本国は一体という発想が根底にあるから、そに政治に背くと「反日」になる。いま自民党を覆っている憲法観がまさにそう。国民が行政府を縛るにではなく、国が国民を縛る憲法観。そういう意味では、宏池会政権のときはそういう言質に触れたことは記憶にない。
それに他国にそいう言うニアンスの言葉はない。他国で言う時は、反ナントカ政権と称されるだけである。政治は国民が監視する対象。だから、おかしいとおもえば、政策に反対する。それは当たり前すぎること。それを反日と言って封じ込めることは、政治の死を意味する。そして、マスコミはそう言う意味では常に反日のレッテルを貼られるくらいでないと存在意義を失う。さて、今はどうかと言うと、いささか心許ない。