悠々談談

日々思うことを、つらづらと

主戦場、ネトウヨにとっての主戦場は朝日新聞なんだろうね

 映画主戦場をめぐる出演したいわゆる保守論客と言われる人たちが裁判沙汰を起こしたりして、逆にそれが宣伝効果をきたしている。東京でも渋谷だけの上映だったのが吉祥寺も加わったし、全国44の劇場で上映され、個別の上映会も開催されているようだ。

 これを見た感想は、別に作為的に保守と言われる人たちを貶めるような内容にはなってないなあ、に尽きる。それだけ、薄い論拠で昨今自民党本部が配ったような選挙対策本のような言質しか彼らは中ではいってない。

 中でも驚いたのは自民党の代議士の先生。中国や韓国は技術力で日本にかなわないから、歴史問題で日本を貶めようとしている、というコメント。

 結局掲示板とかに溢れるネトウヨの書き込みのレベルを超えてないのだ。トランプがなぜ中国のファーウエイを叩き落とそうとしているか、中国の技術力はとうに日本を凌駕し、韓国のサムスンは日本の家電エーカーが束になってもかなわない収益を上げている。ネトウヨの先生たちは、北京、上海、そして深圳に行ってみるといい。日本が周回遅れ以上であることに気づくはずだし、それくらいの勉強は身銭を切ってやってもらいたい。

 結局、ネトウヨ的な人たちは中国、韓国、そして朝日を叩くことで満足。それで終わっている。

 そんなにこの主戦場が気に入らないのなら、私としては、綿密な取材をして、この主戦場に反論する映画を作ればいいと思う。