悠々談談

日々思うことを、つらづらと

朝10時の新宿

 久々に朝10時の新宿を歩いた。

 紀伊国屋書店で新刊本を見た後、歩道に出ると、あらかた歩いている人のほとんどが外国人。中国語、広東語が通り過ぎる人の口から淀みなく流れ出してくる。ビックロに入っても日本語よりも外国語の方が多く耳に入ってくる。店内放送は中国語、韓国語が当たり前のように流れてくる。そしてお店側もそうだ。コンビニに入っても日本人の店員に巡り会う方が稀である。

 言うまでもなく日本の商業は、もう外国人抜きには成り立たなくなっている。今日も伊勢丹の向かい側には、そこが乗降場所になっているのか、次々とバスが着いては観光客を下ろして行く。新宿三丁目交差点に免税店があるせいだろう。

 こうなってくると、国益とは何かを考える時、彼らが日本にリピーターとして再来日する、世界から観光客が来ることが一番と言うことになる。そのためには、心地よく日本に来てもらうことが必要。また、日本に来たいと言うモチベーションというか。そのためには、東アジアにきな臭い空気はあってはならないことだ。

 政治はそれを下支えする、それが一番いま求められているのではないか?それに抗するような動きはあってはならない。