悠々談談

日々思うことを、つらづらと

本当のワルは舛添ではない

 確かに、めちゃくちゃだ。非難されても、彼の政治家としての感覚は常軌を逸しているから仕方がない。ひきずりおろしたくなるのもわかる。自分もなんでファーストクラスに、ホテルが貴賓室なの?と思う。

 それでも、です。選挙違反の証拠隠滅のためハードディスクにドリルに穴を開けた秘書の代議士は、何事もなかったかのように議員を続け、明らかにもらっちゃいけない金をもらった政治家は、証拠もたっぷりあるのに、病院で選挙対策を練っている。

 結局のところ、頭が切れて、自民党憲法草案を罵倒し、安倍を貶しまくって自民党を出て行った舛添が憎くて仕方ない。それが今回の舛添事件の顛末だろう。ちょうど、ワイドショーにもぴったりのネタ。衆参ダブルはなくても前回のように都知事選ダブルで夢をもう一度とでも?

 そうなったら、悪夢。

 世の中が、総検事社会になって特定の政治家を叩くとき、裏があると思った方がいいような気がする。