悠々談談

日々思うことを、つらづらと

出羽守とガラパゴスの共存

欧米ではこうなのに、日本では違うとかいうのを出羽守デハノカミという。この《では》で命名されたんだろう。一方、ガラパゴスは、ご承知のとおり日本way。
でも、日本にはいいところもあれば悪いところもある。しかし、1億2000万の日本人が全員そうともいえないし、そうだとしても、直すべきとは思わない。否、直せない。逆にそうなると、日本らしさの喪失になりかねぬ。

たとえば、会議でガンガン発信する欧米人。日本人は、会議を黙って聞いているだけだったりする。でも、日本人が全員、ガンガン発信できるようになる必要はない。日本の会議は、事前に根回しで、会議はシャンシャンの儀式。ここで、ガンガン発信すれば、ルーチンが停滞する。
もちろん、海外の人がからむときは、発信は必要だし、会社のトップがそういう考えならそうすればよろしいかと思う。しかし、ビジネスパーソンがすべてそれを意識することはないと思う。
 欧米流と日本流。これがうまく共存する社会に日本がならぬものかなあと思う。