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悠々談談

日々思うことを、つらづらと

日本では家は買わないほうがいい

 雑誌をみていたら家賃18万円なら5200万円の物件を購入できるとあった。

 買う場合の条件は、返済30年、全期間1.5%の元利金等である。

 となると、利息分は1280万円。均等だから毎年42万円の利息支払い。まあ一ヶ月分の給与くらいを削って家を買うということ。これで30年後完済。そのときの物件がいくらか?5200万円ということはありえない。

 人口の減少が言われている。たとえば都内でも、豊島区は消滅が言われいる。いま住んでいる新宿区だが、中野区に接しているのだが、地元のスーパーは中高齢者が多い。また、ファミリータイプのマンションは少なく、子供の数が少ない。もちろん、中野駅周辺は若い人はおおいが、子供の数は少ない。その一方、老夫婦が住む一戸建ても見るとおおい。公園も子供の姿はない。人口が減れば、いまほど家、住居空間は必要なくなる。となれば、不動産のマーケットはどう考えても縮小する。となると売れない物件は安くするしかない。

 こうなると5200万円の家を買ったとしても、値下がりする。まず、買ったとたんに500万円減価するという。それでも30年後、かりに4000万円であれば、1200万円プラス利息分1280万円の2480万円が持ち出しということになる。それも都心の一等地で値下がりがほとんどない状態でこうだ。駅から遠いなどの条件が加われば、持ち出しは、もっと膨らむ。

 それならば、15年ほどは賃貸で、そのあと不動産の値をみて借り入れをすることなく買う。それしかないような気がする。ただ問題は、都心には質のいい賃貸案件がないこと。あるのは、ワンルームマンションばかり。このワンルームは投資案件で、個人オーナーのビル。これだって永久に立ち続けるものではなく、30年たてば建て替えも必要。その一方で、中野、杉並には、古い一戸建てもおおい。あらたにファミリーが移り住むところはない。

 落語ででてくる、大家と長屋。あれが特に東京にはむいているのかも。