悠々談談

日々思うことを、つらづらと

そもそもUターンラッシュという言葉自体ね

  きょうもニュースでUターンラッシュピークなんてニュースでやってた。都会から地方、いなかに行き、そして帰ってくる。それも高い旅費を使って。

 

  地方で普通に仕事につければ、帰省ラッシュとか、Uターンラッシュという言葉自体、ありえない。出身地と勤務先、住所がほぼ一致してればね。でも、東京の大学をでて就職する地元の会社は、県庁、地銀くらい。大阪本社の会社も東京に本社機能を移していたり。秋田の国際教養大も、卒業後は東京へ。おやすみの時に、帰省。

 

  口でいくら、地方創生といったところで、呪文となえれば地方が栄えたら苦労しないのだ。

  東京の大学をでて就職、結婚、家族ができ、その子供は東京の学校へ。そこに地方の選択肢はでてこない。

  そして最悪なのは、若い人が東京に集まりすぎるあまり、今度は若い人が地方で相対的に減ったことで、地方から都心への人のながれも停滞。地方出身者も多いイメージの早稲田大も6割近くが首都圏出身者になってしまっているという。青春の門、伊吹俊介の世界はもう今は昔。

 

 東京丸の内がそっくり、どこか他の府県にうつるくらいのインパクトある社会変動がおきないと、東京一極集中はとまらない。