悠々談談

日々思うことを、つらづらと

エッセイ

落合という街

林義雄のパックインミュージックで下落合本舗という架空の会社名で使われていたことで、東京に落合という地名があることを知った。上京して下落合に安い学生寮と、アルバイト斡旋の施設(学徒援護会 東京学生会館)があり、初めてその他を踏んだが 落という…

40年前の東京の映画館

広島出身だから上京は新幹線。多摩川を渡り大田区の住宅街が高架下にみるとそろそろかと思い、有楽町駅手前の日劇が見えると荷物を網棚からおろしたものだ。 この日劇には後悔の思い出がある。新世界残酷物語という映画を見ようと日劇に行くと行列ができてい…

40年前の高田馬場

この街は基本的な骨格は変わっていない。駅を降りると学バス乗り場があり、右手にビッグボックス。駅舎も変化なし。ターミナル駅になる要素はあったが、バブルも素通り。 でも、小さなところは少しずつだが変わっている。 駅前にそびえるF1ビル。なかに高田…

Netflixと映画館

今年に入って劇場での映画鑑賞をかなりの頻度でするようになって思うのは、やはり、ネット配信の映画よりも、映画を見たという実感を劇場の方が持てるということ。 映画の醍醐味は、同じスクリーンを大人数で共有し、エンドスクリーン終了とともに席を立つ。…

人生、楽しんでいるか?

住宅ローンと会社について書いた。この2つは、いまの日本人を縛り上げている。日本人は、そして苦しんでいhttps://twitter.com/taiyakimidnight/status/890962391541792768る。自覚はないかもしれないが、それが、どよーんとした朝の通勤電車の空気を作り出…

お仕事とお給料

年功序列に準じた給与体系。これはたとえば、人生、結婚、出産、子供の進学、住宅ローン、子供の結婚といった人生が進むとお金がかかる。それに対応できるようにと、つくられた仕組みが年功序列の給与。要は会社があなたの人生面倒見るよ、があるいみで本質…

消えた街、ひと、そして

今、平和記念公園の原爆資料館の改修工事が進んでいて、その周りの地面のタイルを剥がし、土を掘っている。その周りは白い幕で覆われている。 土を掘るのは重機を入れるのに地盤を補強するためだが、同時に発掘作業も行われている。 でも、この土の下には、…

南北問題の国内問題化

南北問題の国内問題化。 誰の論考だったか覚えてないが、強く印象に残ったのがこの考え方。 日本の高度成長もそうだが、開発途上国で安く商品を、もしくは原材料を調達し、国内市場もしくは、輸出で利益を出す。このやり方で先進国は世界経済を好きに出来た…

保険もいらない

保険は基本的にいらない。若いときは、病気にもならないし、死亡に備えては保険に回すお金を自分で運用。 病気になっても社会保険で高額部分はカバーできる。大部屋には差額代は不要。 それは年末調整で、社員が高額な支出を保険にさいているのにいつも感じ…

出羽守とガラパゴスの共存

欧米ではこうなのに、日本では違うとかいうのを出羽守デハノカミという。この《では》で命名されたんだろう。一方、ガラパゴスは、ご承知のとおり日本way。 でも、日本にはいいところもあれば悪いところもある。しかし、1億2000万の日本人が全員そうともいえ…

新宿は、もはやゴジラだけでは

新宿東宝ビルのゴジラは、たしかにランドマークとしては最強だと思う。日本人なら、知らない人はいない。 でも、そのちかくを歩いているのは、10時前ということもあるのかもしれないが、東南アジアや、中国系のひとが過半数。歌舞伎町のドンキホーテは、日本…

外国人観光客

新宿に越してきて気づいたのは、外国人観光客の多さ。夜の8時だと日本語よりも中国語の方が歩道で聞こえる言葉は多かったりするし、ドラッグストアーは中国人しかいないかのよう。 朝は朝で、ホテルの前には外国人の団体用バスが横付け。朝から、カップルで…